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専門家コラム

一流の料理人が飲食店を創業すれば成功する、とは限らない。

2018-04-04 テーマ: これだけは知っておきたい、人材育成

「一流のフランス料理店で3年間修業を積んでいたA氏」と

「アパレル業で10年間販売員として働いていたB氏」がいたとします。

その2人が都内で飲食店を開業することになりました。

さて、どちらの方が成功しやすいと思いますか?

 

私は昨年度100社以上の創業支援を行ってきたのですが、その支援先に

あった飲食店にてある傾向が見られました。

それは、『A氏のように飲食店経験がある方よりもB氏のようにアパレル業

の経験がある人の方が、創業後に成功する確率が高い』ということです。

(必ずしも料理人が成功しないという事ではありません)

 

経営者からのヒアリングをしていく中で、感じたことにあります。

A氏は「自分のお店」、B氏は「お客様のお店」を出している、と。

 

A氏は料理人です。自分の作った美味しい料理をたくさんの人に食べてもらいたい。

そういう思いで創業する方が大半でしょう。たしかに料理のレベルは高く、美味しいです。

しかし、顧客視点が不足してしまい、売り上げが落ち、「何で美味しい料理を提供している

のにお客が来ないんだ」と売上減少の原因をお客様のせいにしてしまいがちです。

 

B氏は料理に関してはA氏にかないません。しかし、アパレル業で学んだノウハウを活かし、

「流行に敏感」「お客様のニーズをとらえる」「どうすればお客様が喜ぶのかを常に考えている」

という顧客視点での店づくりができており、売り上げを伸ばすことができています。

実際、アパレル業の会社が飲食店を経営し、成功している店舗が最近になって増えています。

 

さて、人材はどうでしょうか。

 

「〇〇大学卒業」「△△の資格を持っている」「××の経験がある」

 

もちろん、それは人材の強みを知るうえで大切な情報ですが、その目に見える

強みだけで判断していませんか。料理人の経験者だったら飲食店が成功すると思っていませんか。

 

人材の本質は、その強みで「何ができるのか」「会社にどのようなメリットを生み出せるのか」

ということ。また、その強みが「逆にデメリットを生じさせないか」ということ。

そこまで踏み込む考えができれば、もっと良い人材の採用ができるのではないでしょうか。

一般社団法人日本研修コーディネーター協会 代表理事
「研修設計のノウハウを広めています」 効果的な研修や人材育成を設計・実施するための勉強会(ワークショップ)を東京を中心に開催しています。
今までに設計した研修は2000件以上。その満足度は90%以上いただいております。 真剣に人材育成に取り組んでいる企業・自治体や担当者様のパートナーとして 全力で支援し、人材育成で組織を元気にしたいと考えています。

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