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インターンシップ
[インターンシップ]

Internship。学生がインターン(実習生)として一定期間、企業で実際の仕事を体験する制度です。原則として報酬は支払われません。医療、教員養成分野では以前から行われていましたが、最近では企業主導型のものが増えています。
(2004/11/22掲載)

インターンシップのケーススタディ

「トライアル雇用」に近い<br />採用目的のインターンシップも

長期休暇中の数週間を利用して、学生が受け入れ先の企業で日常業務を体験するというのが一般的です。企業にとっては学生や学校を通じて社会にアピールできるチャンスとなるのはもちろん、学生との意見交換を通じて新鮮な発想を得たり、学校との連携を深め優秀な人材の採用に結びつけたりすることも期待できます。一方、学生にとっても働く意義を学んだり、自分の適性を考えたりする格好の機会となり、就職後の職業への適応力を高めることにもつながります。

受け入れ側の企業としては、できるだけ門戸を開放し、学生に充実感や達成感を感じてもらうことが大事な目標となります。新入社員がやるような仕事をインターンに用意するのは必ずしも得策とはいえません。むしろ独立したグループとして編成し、一定の裁量権を与えて市場動向の調査分析をさせるとか、新商品の企画提案をさせるなど、「おもしろさ」を重視した内容のほうが、学生の自発性が高まり、企業に対する理解も深まるケースが多いようです。

これとは別にトライアル雇用に近い採用目的のインターンシップも実施されています。この場合、一般公募というかたちをとらず、特定の大学や大学院に絞ってインターンを募集するのが普通です。書類審査や面接など正社員の採用とほとんど変わらない手続きを踏む会社もあります。仕事の内容は実際的なものが中心で、能力の有無のみならず、企業の文化や風土になじめるかどうかなどの適性も見きわめることになります。

Webエントリーによる完全公募制で学生を受け入れている松下電器産業の場合は、OJT(On the Job Training )を中心とする実習、TOEIC(Test of English for International Communication)やディベートなどの中間教育を実施しています。制度としては、(1)産学協同の人材育成を主な目的として、大学2年生以上を対象に、夏に3週間、事務系・技術系学生約150名に実施するパワフル・インターナショナル・インターンシップ・プログラム、(2)大学3年生など就職活動直前の学生を対象に、職業適性のフィードバックなどを目的に、春の2週間、事務系学生約100名を対象に実施するワォーミング・アップ・プログラム、の2本立てになっています。

若年層の離職率の高さが社会問題化しつつあるなかで、文部科学省、経済産業省や経済団体などは、インターンシップを積極的に推進しており、導入する企業や参加する学生の数は年々増えています。しかし一方で、短期間学生を受け入れることには、職場から「手間がかかる」といった不満も少なくなく、企業秘密が漏洩するリスクがないとはいえません。また研修中、事故が起きたらどう対応するかなどの問題も残り、一部に導入に消極的な企業もあるのが現状のようです。

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